忍者ブログ
特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
opara
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
[429] [428] [427] [426] [425] [424] [423] [422] [420] [419] [418]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

第1話の上映が喝采の中で終了。

古代進と島大介によるアナウンス。
階級と名前をそれぞれ自己紹介。
イベント来場者への謝辞(この辺から普通にイベントっぽくなる)、スタッフトークの開始宣言、司会の声優さん二人の紹介。

ヤマトの新女性キャラクター役の二人の声優さん登場。

トークコーナー出演の出渕裕さん、結城信輝さん、氷川竜介さん登壇。


スクリーンにヤマトの基本設定を大まかにまとめた文章が表示され、これを基にトーク。


アニメ史に於いてのヤマトの存在意義ーテレビまんがからアニメと呼び名が変化ーアニメ誌の創刊ー後続作品への影響などが氷川さんから語られる。この話はスライドのタイトルが「ヤマトでアニメが変わった」というものだったため、そうではなくてアニメという呼ばれ方自体がその頃はまだなくて、という流れで始まりました。


当時氷川さんと出渕さんが作った同人誌を示しながら「ヤマトは何かしなければと思わせる作品」。ヤマトへの愛故にここをもっとこうすれば良いのに、といったことを書いた。

但し出渕さんからの「手伝ったのはコンバトラーV特集の時」という軽い落としも楽しく(謙遜ついでだと思いますが)。

出渕さんが氷川さんのご本名をさりげなく口にした瞬間もあり親密さを滲ませつつ。


ヤマト第1話、いきなり戦闘シーンから始まって後から設定が説明されるというストーリーテリングが後の作品のフォーマットを決定づけたなどなど。


ヤマトの歴史、言わば「ヤマトサーガ」と共に生きてきたこの方々の手でリメイク版が作られたことを本当に嬉しく思えました。


因みに結城信輝さんはヤマトの頃は小学生なので同人活動などがあったこと自体ご存知なかったとのこと。


他にも関係者が首から掛けていた乗艦証(だったかな)が入場者プレゼントとして配れているという話に、我々観客がえっそんなの入ってたのという感じでもらった袋をガサゴソ漁る場面も。
私は袋の中身とかはお土産で家に帰ってから見ることが多いので全く知らなかったのですが、中のチラシやリーフレットをチェックした人でも下の方にあった乗艦証には気づかない可能性が高かったでしょう。


他にもワープという単語を一般的なものにしたという話(宇宙エースに出て来なかったっけという出渕さんの自由な発言)


2199本編でオリジナルを改変した箇所についての理由説明など、司会の方々が進行時間を気にしながらの濃いトークが行われました。


このコーナーに限らず出渕さんの発言の所々に、違う意見や異なる見解があろうけれども自分の考えでこのように変えた、という言葉が散見されました。


閉幕時の挨拶には「火中の栗を拾う」という言葉も。

ヤマトの歴史に手を付けるということの重みを理解して仕事をする覚悟が(それをおくびにも出そうとしない態度の奥に)痛々しいまでに感じられました。


ナイーブな人間には出来ない仕事だと思います。


一ヤマトファンとして心から敬意を表します。



因みに↑この項の見出しは映画「ウルトラマンサーガ」のシナリオ表紙に印刷されていたタイトル「ゼロ・ダイナ・コスモス ウルトラマンサーガ」をもじってみました(シナリオはお正月だよウルトラマンの展示にて)。


しかし今回のヤマト2199、ウルトラと絡める意味があるんですよね~。その理由は次の項で。
PR
忍者ブログ [PR]