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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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●大ボスの出現条件
ゴバスタ→エネトロンの蓄積
ガイア→ウルトラマンのエネルギー

※ヴァグラスのボス・メサイアが13年の長い暗闇から解放され亜空間からこの世界へ来るのにエネトロンが大量に必要ためエネトロンタンクを襲撃するのですが、ガイアの敵・破滅招来体も実は二人のウルトラマンを戦わせてそのエネルギーによってワームホールから地球へ現れようとしていました(これはシリーズ中盤の展開で終盤ではまた違うのですが)。


●主人公の名前
ゴバスタ→桜田ヒロム
ガイア→高山我夢、藤宮博也

※ゴバスタとガイアの共通点をこれだけ見た後では、主人公の名前「ヒロム」が「ヒロヤ(藤宮博也)」と「ガム(高山我夢)」を合わせたものではないかと思えます。
ついでに桜田の「桜」は「藤宮の藤」から、「田」は「高山のタ」とまで考えると、これは考えすぎかも知れませんね。
ちなみにバスターズのメンバーは姓が漢字、名がカタカナ。
ウルトラシリーズでは登場人物の名前がカタカナ表記の作品と、漢字表示の作品があります。
「ウルトラマン」はハヤタ、ムラマツ、イデなどカタカナ。「ウルトラセブン」もモロボシ、キリヤマ、フルハシなどカタカナ。
どちらの作品も当時の現代日本が舞台というよりは、近未来を舞台にしていたことから、純日本人を連想させる漢字名ではなく、日本人名ではありながらカタカナ表記にすることで、架空の世界の雰囲気を演出していたのだと思います。
これと比較すると、明確に当時の日本を舞台にしていた「帰ってきたウルトラマン」の登場人物は郷、加藤など漢字表記でした(以後ウルトラマンAなども基本的に漢字表記)。
平成になって「ウルトラマンティガ」「ダイナ」は近未来の設定なのでダイゴ、アスカなどカタカナ表記。次の「ガイア」はリアルタイムな時代設定だったので漢字表記です。
そして「桜田ヒロム」「岩崎リュウジ」「宇佐美ヨーコ」といった漢字とカタカナ併用、架空の世界とリアルな世界の中間を舞台にしていることを示唆するものかも知れません。「新西暦2012年」という表現も、現代が舞台でありながら実はそうではない、と臭わせているようにも思えます。


てなことを思いながら第1話を観ていましたので、ピンチのブルーバスターとイエローバスターの許へ向かうレッドバスターというタイムサスペンスの結末は、ゴーバスターズエースが登場して「間に合ったぁ!」というところで次回へ続く!というガイアの第1話のラストみたいになるんじゃないかとドキドキしながら観てました(笑)
ちなみにガイアのこのフォーマットは「機動戦士ガンダムSEED」という、かなり「ガイアリスペクト」で「ガイアトリビュート」な作品によって意識的に踏襲されています(監督がガイアのファンだったと公言されています)。
「ガンダムSEED」はキラとアスランという二人のパイロットの確執と友情がドラマの中心だったのは、我夢と藤宮の関係にインスパイアされたものです。
もしかしたら小林靖子さんや武部直美さんも、実はゴーバスターズを赤と青の二人にしたかったんじゃないかと想像したりしてます。
バスターブルーが一人で戦っているピンチにレッドバスターが駆けつけるという展開だったら…これはかなり燃えると思います。


ガイアが終わって13年。
優れた過去の作品としてガイアが参照されているのは明らかだと思います。
別にパクってるとかアホなことを言いたい訳ではありません。
時代が一巡りしたことをしみじみと感じる、嬉しいゴーバスターズ第1話でした。

あ、そうだオープニング後の提供ベースの音楽の出だしとかがガイアの提供ベースの曲にそっくりなんですよ!
チャッチャチャー♪
聴いてみて聴いてみて!
空をバックに立ってるっていう画も似てるなあ…
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ゴーカイジャー最終回の予告編の時点でもブログに書いたのですが、ゴーバスターズにはウルトラマンガイアを彷彿とさせる様子がいくつかあって、モニターに写る「WORMHOKE」(ワームホール)の文字とか着地ズシャーとか、バックアップ組織の描写のリアル指向とか。

でもって第1話を観て。

ここまで「ガイアリスペクト」と言うか「ガイアトリビュート」が行われているとは、むふふ。

各シーンごとにそれぞれの違いや共通点を見て行きましょう。

●都市部の上空に謎の物体が現れるというシチュエーション。

ゴバスタ⇒ワームホール出現。キラキラしたエフェクト。見上げる人々。都市部なのでエキストラはサラリーマンやOLっぽい。

ガイア→ワームホール出現はモニターのCGで表現。都市部上空にはキラキラ光る水晶が出現。見上げるサラリーマンやOL(主人公の高山我夢の仲間たちも)。

※通行人がふと空の異変に気付くといった描写がそっくりです。気付いても歩いている人がいるなど、反応をバラつかせているところもよく似ています。どちらも群衆が一斉に同じリアクションを取るようにしないことで状況描写がリアルなものになっています。


●空から地上へ謎の物体が落下

ゴバスタ→ワームホールからロボットが降下。
ガイア→水晶がそのまま降下。

※ロボットが降下する時に、ロボットの足元なめの地上のビル街というロボットの主観のカットがありますが、これはガイアに主人公高山我夢が初めて変身した時に光と化して上昇して行く我夢目線の映像と方向性が逆なだけでそっくり。

●謎の物体が地表に着地

ゴバスタ→ロボットからズシャーっと土砂をはねあげて着地。
ガイア→水晶が土砂をズシャーっとはね上げて着地。中から宇宙怪獣コッヴ出現。

※土砂の上がり方が数本の水柱ならぬ土柱のようになるのが特徴で、ゴバスタにもガイアにも共通しています。ウルトラではダイナで佐川和夫特技監督が初めて使った手法で「○(マル)C佐川」と呼ばれています(注・ダイナの前に「ガメラ2 レギオン襲来」で使われていたようです。ガメラが着地した時の表現のために開発された、と操演技師の根岸泉さんの著作に書いてあるのを発見)。スタジオで大きな板=平台(ひらだい)の上に土砂を乗せ、下に仕込んだ火薬の爆発力で土砂をはねあげているらしいです。平台が一発でオシャカになるなど手間と費用がかかる手法だそうで(見るからにそうなんですが)、また予算縮小の煽りなどから以降の作品ではCGで表現されることが多いようです。
ゴバスタではメガゾードの着地カットはCG合成ですが、しかし合成の強みを生かして実景の人間や車込みで1カットに収めているところがガイアとは際立った違いです。
ガイアは水晶の着地による破壊は完全にミニチュアを使った特撮シーンでその作り込みの細かさでリアルさを追求しようとしています。


●市街地での破壊活動

ゴバスタ→ビルの間をロボットが進行、腕でビルをなぎ倒す。
ガイア→宇宙怪獣コッヴがビルの間を進行、腕でビルをなぎ倒す。

※まあ巨大キャラが市街地に出現した時の描写の定番と行ってしまえばそれまでですが、キャラクターとほぼ同じ大きさのビルとビルの間に立たせて威圧感を表現したレイアウトがよく似ています。

また今回のロボット、これまでの戦隊の巨大キャラのように元は等身大の怪人が巨大化して暴れるパターンとは全く違う描写になっているのも見ておきたい点です。
巨大化怪人ですと腕を振り回し脚で踏みつぶす系の動きが多かったはずですが、ロボット(メガゾード)は重量感を基本にして、その恐怖感を表現しています。
また黒煙を上げながらビル間にいる姿を、周囲の空を見せずに切り取るレイアウトなども、この物体が初めて人々の前に姿を見せた『目撃感』とでもいったものを狙っていてSFテイストが溢れてますね。
最初から巨大な物体として登場しているところは正にウルトラ怪獣的です(もちろん東映でもジャイアントロボとか大鉄人17とかありますが)。

ちなみにこのメガゾードのデザイン、ズゴックに似てるという意見もありますが(どちらかと言うとゾゴックの方が似てます。マイナーですが)、それよりも何よりもガイアの終盤に登場したカイザードビシという怪獣にそっくりです。
ずんぐりしたシルエットと一つ目が。
破滅魔虫という別名の通り破滅招来体の尖兵という役割もメガゾードと共通するものかも知れません。



●逃げ惑う市民

ゴバスタ→落下物をよけるように右往左往する人々。
ガイア→落下物をよけるように右往左往する人々。

※高層ビルが破壊されているため、頭にカバンを乗せて逃げるサラリーマンなどが出てくるのが両者に共通しています。まあシチュエーションが似ているので当然だという言い方も可能ですが、やはりゴバスタの場合都市災害として描こうとしている辺りこれまでの戦隊にはあまり見られない描写です。逃げる人々に寄り気味のカメラ、ドキュメンタリーっぽく手振れするカメラワークでそれを表現しています。

●1999年

ゴバスタ→13年前
ガイア→放送当時

※ガイアの場合、1998年9月放送開始で1年後に1999年を迎えるというタイミングでした。
1999年は、1973年にブームになった「ノストラダムスの大予言」という本によって、世界が滅亡するとされていた年、1999年7の月って話でしたのでガイアが最終回を迎える時期とほぼ合致しており、この年の世界の破滅を前提にしたストーリーになっていました。第1話の水晶体・コッヴの出現、それに続く怪獣達の登場はその前兆という位置付でした。

バスタの「13年前」という設定は1999年の世相と言うか時代感覚

を踏まえているはずです。
ちなみに戦隊では「ゴーゴーV」が1999年2月から放送されていますが、都市災害をモチーフにした作品内容はもちろん同様の時代背景に基づいたものでしょう。
ガイアでも救助活動を専門に行うチームが防衛隊内に設定されているなどリアルな作品世界が構築されていました。

●秘密組織の出動

ゴバスタ→特命戦隊の出動
ガイア→XIG(シグ)の出動

※一応「特命戦隊」と書きましたが、ゴーバスターズをバックアップする組織自体の名前はまだ出てきてないですね、今のところ「匿名戦隊」ってところでしょうか(笑)
具体的には2話以降になるのでしょうが、1999年を起点にして「本番」に備えた組織が秘密裡に作られていたという設定はガイアも同様で、XIG(シグ)という組織がコンピュータの未来予測を起点にして極秘に組織されており、コッヴの出現と共に表立った活動を開始します。
どちらも地下組織といった雰囲気ですが、XIGの拠点は赤道軌道上空にあるエリアルベースという空中基地でした。
バスターズの面々はシューターに入って現場に駆けつけています。
XIGのメンバーは戦闘機に乗る時にやはりシューターを使う(もっと原典を探せばサンダーバードでしょうか)のが似ています。また戦闘機(ファイターと言います)の航続距離で到達できない場所にはファイターを早期警戒管制機(エーワックス)でもあるピースキャリーという大型飛行機に積んで現地(オーストラリア)に運ぶ回もありました。
ウルトラセブンでも事件現場へ向かう秘密のルートがウルトラ警備隊を中心に張り巡らされていて、ポインター(特殊自動車)がそれを使う描写がありました。
様々な場所で発生するはずの事件へのアクセス方法をできるだけリアルにしようという指向は、これまでの戦隊とは一線を画しています(もちろん走って現場へ駆けつける戦隊スタンダードもそれはそれで良いのです)。

●変身能力の獲得

ゴバスタ→1999年にある力をさずかり「本番」に備えて訓練やシミュレーションを積んだ。
ガイア→地球の破滅に備えて対策を準備する過程で、地球の力をさずかる。

※これも具体的には2話以降に説明がありそうですがヒロム・リュウジ・ヨーコの変身は1話時点では1999年のとある事件をきっかけにさずかったもののようです。
ウルトラマンガイアに変身する高山我夢も、ウルトラマンアグルに変身する藤宮博也もそれぞれ別の方法、タイミングですが地球からウルトラの力をさずかります。
ゴバスタは力をさずかり更に訓練やシミュレーションを積んで「本番」に備えています。
高山我夢はXIGの技術開発に携わり、世界の破滅をもたらす存在=破滅招来体の出現に備えてきて、実験を通じてウルトラマンの存在に辿り着き、その力をさずかります。
藤宮博也は地球の破滅をもたらす存在=根源的破滅招来体の襲来を予測したコンピュータ(光量子コンピュータ・クリシス)の計算結果を解析する過程でアグルと出会います。
いずれも第1話のエピソードに至る前段があるという点が共通しています。
我夢も藤宮も頭脳派タイプですが、「訓練」という意味では特に藤宮はアグルとしての能力を引き出すために筋トレに取り組んだりなんかしていました。
我夢もガイアに変身できるようになってから、光線の発射の仕方を練習したり、変身アイテムを自作したりして訓練や成長を重ねます。番組として「ヴァージョン・アップ・ファイト」をテーマとして掲げ、我夢と藤宮の成長の証としてウルトラマンガイアはウルトラマンガイア(V2)に成長します。後の作品に登場するガイアが「V2」が基本になっているのはそのためです。

濃いですね。
プレミア発表会でも既に見てる訳ですが
ロボットが格納庫に入ってる!ってのがまず燃えポイントで
その格納庫の内壁の飾り込みとかがこれまたすごかったり。
戦隊がちゃんとした組織をバックにしているっていうのは
ちょっと懐かしい感じですね。
ゴーカイジャーで行くところまで行きましたから
それとの差別化という意味でも、戻る場所としてはやはりこういう所なんですね。
敵の巨大ロボットが出現するシーンの特撮がこれまた素晴らしいのは
これまでのような等身大の怪人が巨大化した絵ヅラじゃなくて
巨大メカとしてデザインされたキャラクターがビル街の中に
立ってるからで
一つ目のメカデザインの雰囲気とか、ジャイアントロボかと。
大鉄人17かと。
走る巨大な車メカの横でひっくり返る自動車とか。
写り込みのビルとか、明らかに手間暇かかることやってて
やっぱ日本の特撮の伝統っていいなあ、と。

操縦席の飾り込みがまた細かいんですが
そこへ座席がスライドして入ってくるという、更に
ブレスをいじったりというお芝居をしながらというのが
もうすんばらしいです。

コンピュータのモニタ画面に「WORMHOLE」って字を見つけちゃったんですが
ワームホールと言えばウルトラマンガイアを思い出すぜ。
なんかゴーバスターエースが着地でズシャーってなってるし。
確かプレミア発表会の予告では、13年前に何かがあって…
って設定で、それって1999年ですよね。
ガイアもそうでしたが世紀末と言われた年。
現実の時代背景を取り込んでるっぽくて、ちょっと好みかも。
俳優さんのカットも非常に濃密で
三人が走ってくるカットのスピード感が良いです。
かなりの距離を全力疾走させて撮った感が出てます。
ブルーの人が椅子を飛び越えるアクションの、
頭の高さを変えない動きとかも、決まってて。
主人公がバイクで海の見える高速を走ってるカットも
たぶん基地から出動する所なんじゃないかと思うんですが
こういう画が必要っていう意味があって、ちゃんとロケにお金かけてる感じがします。
制服を着た組織の人達のシリアスさが良いんですが
その直後の吉木りさのカットがこれまた良いんですよねえ。
ちゃんとお芝居してる感じのカットで。
笑顔でカメラ目線、とかじゃないわけです。
赤の妹かなんかの設定でしょうか、別れを告げてる雰囲気ですかね、
ドラマがちゃんとあるっていうのが吉木りさの表情だけで
表現できてる。まあ短いカットで期待を煽るのが予告の役割とか言っちゃえば
それまでなんですが、こういう1カットを入れること自体に
本編の気合度がうかがえるわけです。
ぬるい感じにしねえぞ、的な。
それと吉木りさちゃん、好きなんですが
特撮向きの顔だなあと思いました。どこがって言われると困るんですが(笑)
いい。

後、メガネが出てくる変身ブレス。
これ、ウルトラマンサーガの変身アイテムとちょっと似てますね。
バンダイの商品開発的にちょっとかぶってるのでは?
ゴーバスターズの商品がもう売ってるーと思ったらトイレットペーパー。

これで早速おしりを拭いてね!ってことか。

君はもー拭いた?
君はモーフィンした?
モーフィン!(死)
またこの時期がやって参りました。

いつものように会場入口には主題歌が流れているのですが…ん?ジャニーズ?て感じの男性グループのお歌が。一瞬だけですが会場と日時を間違えたかとマジで思いました(実際プリズムホールとサンシャイン文化会館を間違えそうになること有り)。


歌のしめの部分が戦国鍋の天正遣欧少年使節の歌にそっくりで軽く爆笑(笑)
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