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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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今年の最大のサプライズかもしれません、このポスター。

5人の変身前の俳優さんが天から舞う天使の羽根を笑顔で見上げている構図。変身後の写真はポスターの下端に上半身だけ小さく乗っているだけ。
プレミア発表会に来る客層も多少は意識されているかもしれませんが、俳優イメージを強力にフィーチャーした作りにびっくりです。
また俳優を個別に撮影しそれをコラージュしているのでは無い、という所もすごいです。
ポスターの完成イメージがますこのような形としてあった上で、俳優さん5人をスタジオで同時に並べてらいてぃやポーズなどその場のアイデアも加えながら完成イメージに近づけて行った製作工程が想像されます。
良い意味で「普通」な感じ。
また「動」的なニュアンスが極めて少なく非常に「静」的にまとめようという意図が顕著です。
誤解を恐れずに言えば「少女漫画」的。
ゴセイジャーのボディデザインの宝塚的あるいは「少女革命ウテナ」的にも通じるものがあります。
シンケンジャーの和風な落ち着き感から、華やかさへの移行。これも新番組のイメージ一新感を演出するものでしょう。
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獣モチーフの戦隊の場合、ゴーグル部が獣の口になっているのは普通で、その際獣の顔はマスクの額・頭頂部に配されるのが通例だったのですが、今回新しいのは獣の顔をマスクの左右に二つ置いていることです。
更にその獣が羽根のような両耳を構成してゴセイジャーのコンセプトモチーフである「天使」を表現していること。
これが今回のマスクデザインの最重要ポイントになっています。「天使の羽根」(ランドセルではありません)はデザイン上それほど強調されてはいないので気づかない方もいるかもしれませんが、この辺は従来の戦隊のマスクが突起物を極力避けるデザインラインに則っているためでしょう。
またボディデザインは例えば宝塚歌劇団などに見られる高貴さを旨としていて、上体のベスト部が短い丈になっているのはこれまでに例がなく大変新鮮です。
下半身が白な点もシンケンジャーの黒と対比を成して、新戦隊の鮮烈さを印象付けるのに一役買っています。

毎年のことですが、馴染みの戦隊が終了して新しい戦隊が御披露目されるこのイベント。初々しい後輩戦隊に対し、チームワークが出来上がってファンとのコミュニケーションも成立している先輩戦隊、といった対比が見られます。
そして一年後には成長した彼らがまた新人にエールを送る。こういう姿を定期的に見られるのが長年オタクを続ける楽しみの一つです。

今年は先輩レッド松坂さんから新人レッドへ「ニキニキでワクワクだぜ!」という、ゴーオンレッドから受け継いだ言葉が贈られました。
ゲキレッドの鈴木裕樹さんはあの台詞がこうして代々真似されているのはご存知なのだろうか…
毎年恒例のプレミア発表会 賑わってます
長く同じシリーズを観る楽しみというのはこういうところにあるのではないでしょうか。長石多可男監督の登板。いつもの戦隊と画作りが全く違います。演出次第で作品ってこうも変わるのかという好例ではないでしょうか。すばらしすぎ。今後も撮っていただきたいです。長生きしてください。
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