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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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要潤の誕生日だというので思い出したが、劇場版仮面ライダーアギトの中の
氷川誠の台詞。「生きることを素晴らしいと思いたい!」

「素晴らしい!」と言い切るのでもなく
「素晴らしいと思う!」と表明するのでもなく
「と思いたい!」と、段々自己の内面に退却していくこの言葉が
氷川誠の痛切を表現し得ている。

井上敏樹の脚本に通底するのは、ここにも見られる「屈託」。

「夢」がテーマである仮面ライダー555では、夢に邁進する友人たちを脇に配し
自分では夢を持たない主人公が「でも夢をまもることはできる」という所に
社会集団に於ける自分の立ち位置を見い出す。

この屈託ぶりは、ちょうどクウガの主人公五代雄介の屈託のなさの正反対の関係にある。

個人的な感想を述べさせていただければ、五代の主人公像が好きになれなかった筆者は
このアギトで発揮された「屈託ある主人公(たち)」がしっくり来た。
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