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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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おもいつかせワード 「アイドル下克上」

書きかけです
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映画「仮面ライダー1号」が丸の内東映で上映された時、

藤岡弘、の写真を使ったでっかいパネルが劇場の外に飾られていたが、

翌週の土曜日には、藤岡弘に代わり、同じヒロシでも玉木宏の写真に変わっていた。

それが「探偵ミタライの事件簿」の宣伝パネルである。

東映としては、まだ上映一週目の弘よりも、若い宏に御執心なのね、って感じで

相当力が入っているのかなあという感じであった。

そんなこんなで今日観てきたのだが、

公開二日目の昼の回にしては寂しい入りであった。15人前後。


自分は推理小説などはほとんど読んだことがないのだが

映画は面白かった。

昨今、福山雅治主演のドラマや映画で似たようなのがあるが、

画面に数式やらなんやらをいっぱい映して賑やかにする映像よりも

こちらのオーソドックスな作りの方が個人的には馴染める。


ジャニーズのタレントが出た方が客は呼べるのだろうが
(テレビ版で出ていた堂本光一が出ない理由は知らない)

そういう商売っ気のないところが、好感は持てた。

雑念を挟まずに内容に集中できる見やすい映画だった。


そういう意味でも広瀬アリスの存在感が際立っていた。

玉木宏にくっついている、助手(代理)の役だが

画面の脇でちょこちょこやっている小芝居が場面の流れとちゃんと合っていて

ストーリーの進行を底支えしていた。


関係ないが、東映東京撮影所製作ということで

戦隊などでおなじみの大森坂が登場。




========以下、ネタバレあり========

ラストから逆算すると、吉田栄作と要潤の関係はもう少し描き込むことができなかったかなあ

と思った次第。


宮沢章夫司会のNHK Eテレのサブカルチャー史の番組にて

舞台演出家・平田オリザは

客席が一体になるのが嫌で、

半分の観客が笑い、半分の観客が泣く、そんな台詞を書くようにしている、とのコメント。


エンターテイメントの世界では

「一体化」が、さも当たり前のように目的化されることが多い中、

貴重な言葉。


学校教育でも、ダンスが授業に採り入れられ、

一定のリズムや時間の流れの中に、溶け込んでしまうことが奨励されがちな風潮に

抵抗を感じる自分には、平田オリザの言葉は響いた。

ただし、テレビっ子の私は舞台は食わず嫌いであまり見ない。

平田オリザ原作、舞台を題材にしたももクロちゃんの映画「幕が上がる」は好きなので

平田演劇も機会があれば、見たいようなそうでもないような。
東京の西荻窪にあるササユリカフェという

元スタジオジブリのアニメーターの方が経営していらっしゃるお店で

大塚康生(持ち寄り)展というのを開催中というので行ってきた(展示名は正確でないかも)。


以下、メモ的に雑感

カリオストロの城OP 宮﨑駿と大塚康生をドライバーとして描いて原画が普通の一般人に修正

カリオストロ城にテレビ局の車が入るカットのセル画のコピー モブの中に宮﨑駿と大塚康生が会話しているキャラ

侍ジャイアンツ 46話で近藤さん(近藤喜文だろう)が描いたという南理香のキャラ表ラフ
「水島さん」という人へのメール(?)という形で、当時の仕事に悔いが残っていることなどが語られている

大塚康生により手書きで書写された海外のアニメ文献
(エディスンと書いてあったのはエジソンのことだろう。昔はそういう読み方をしたのだろうか。そのエディスンのキネトスコープは知っていたが、それよりも前にエミール・レイノーというフランス人によるプラキシノスコープというのがあるのを初めて知った。ネットで調べたらリュミエール兄弟の映画上映より三年早いそうで、テアトル・オプティークという名前でも呼ばれているらしいが、まだざっくりとしか理解していない)

リトルニモの波の原画の精緻(キャラだけ友永和秀が修正を入れている)

カリオストロ、クラリスのシトロエンを横から悪漢の車が押すカット
修正前の友永原画のクラリスの顔はかなりいさましくゲッターロボのミチル辺りの顔に近い
シトロエンの車輪のカバーがかなり修正、タイヤがより見えるように
フロント部分の蛇腹状の部分の輪郭の形状も
悪漢の車もヘッドライトの位置など修正

コナン、ジムシー、ダイスなど大塚修正により、本当にそのキャラらしいニュアンスになっている(当たり前かも知れないが、結構微細な差のものも多い。主に目の表情と輪郭か)

田中敦子原画のカットに修正がいくか(撃たれたルパンのアップ「不二子のやつぅ」など)

大司教の変装を解くルパンのカット、ルパンの表情の他、クラリスの顔の角度や指の表情が繊細に修正。ティアラのディテールにも修正


広島に来てのスピーチは、短く所感を述べるにとどまると予想されていたようだが

17分間にも及ぶものとなった。


テレビのキャスターなどのコメントを見ていると概ね好意的に受け取られているようだ。

バラエティ番組だが「バラいろダンディ」の司会の島田洋七も広島出身者としてコメントしていたが

日本もアメリカもお互いに理由があって戦ってのだから

謝罪を要求する気はない、といったコメントをしていた。


個人的にもほぼ同じ感想である。

アメリカ人の多くが思っているような、これで戦争の終結を早めたといった論理を肯定する気はない。

もはや反撃能力も残っていないと見越した上で、実験場に使ったらしいということも知っている。

しかし、今の日本とアメリカが同盟国であることを考えても

アメリカの謝罪や責任追及は現実的にほぼ不可能であろう。

かといって、敵対すれば謝罪の道が開けるかといえばそういう話でもない。


昨今、大統領候補のトランプ氏が日本の核武装などと言っているようで
(それは論外としても)
それを受けてか、昨日のテレ朝の朝の情報番組(羽鳥のやつ)で

日本が自主防衛をした場合のコストは、といった特集をしていた。


宮台真司はもうかれこれ二十年ほど前から日本の自主防衛、アメリカからの独立を踏まえた

重武装化を訴えており、私もその考えに賛意を感じるものだが

それこそ、日本がアメリカに対して対等な立場でものを言えない限り、

謝罪要求も何もないだろう。

沖縄でまた悲惨な事件も起きており、日本はアメリカとの良好な関係を維持しつつ

独立の道を模索しなければならないはずだ。

頭の良い人を代表に選ぶように凡人の自分は努力を続けるしかない。
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