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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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こういう日が来るんですね。
いつか来るんだとわかってはいても、いざ来ると…自分にとって大切なものが何だったのかを否が応でも実感します。
自分の肉親が死んだ時以来かな、こんなに泣けて泣けて仕方がないのは。
ヤマトに青春賭けましたから。
紛う方なく賭けました。
その象徴がこの人でしたから。

関係ないみたいに聞こえるでしょうが、毎朝ラジオ番組の「吉田照美ソコダイジナトコ」というのを聴いてまして、森田健作の「さらば涙といおう」が掛かり、たまたまでしかないんですがこれも思い入れのある歌なので、西崎さんを送る自分の気持ちそのもののようで。


さらば宇宙戦艦ヤマト
さらば涙といおう

さらば青春の艦よ
さらば少年の日よ(あ、これ999か)
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知人からメールで報せが来てネットで確認しました。

敬礼。心から敬礼。
いきなり上から読み始める方も当然いらっしゃるでしょうから
何度も書きます。
試写会に行って観てきました
「SPACE BATTLESHIPヤマト」。
ネタバレを含む感想ですので、これ以降を読むかどうかは
自己責任でお願いします。


では「ヤマト発進せよ!」問題(笑)

最初の予告だか特報だかでは
山崎努が「ヤマト発進せよ!」と言っていたのが
何弾めかの予告で「ヤマト発進!」に変わってて
ネットなんかでも、意見があったでしょうから
そういう反応を見て変えたのかも知れませんし、
とにかく本編でも「ヤマト発進!」という台詞なのに
映像はそのまま「発進せよ!」の口パクになってました。
ちょっとぷふふ。

いや、「発進せよ!」問題は
オールナイトニッポンのラジオドラマの時に
(つまり映画がヒットした当時)
既にあったのは、言うまでもないと思うんですが
やはり当時もどっちがいいかっていうのはクラスの友達と
話をしたもんです。
「せよ!」だと、なんか他のところから命令してるみたい、
っていう意見とか、ありました。
個人的にはもちろんアニメの「ヤマト発進!」が
一番いいに決まってると思いながら「発進せよ!」も
これはこれで嫌いじゃないんですよね。
でもそれってラジオドラマだからアリみたいな、
本家じゃないから別バージョンもいんじゃね?的な。
納谷悟郎の声による「発進せよ!」も、実際かっこ良かったんですよね。

いろんな意味で、今回の映画「発進!」にして正解でしょう。
アフレコしなおしたんですかね。
ファミマのキャンペーン名が「ヤマト発進せよ!」なのは
台本に則ってるんでしょう、きっと。
どっちが先か知りませんけど、キャンペーン名が
そのまま映画に出てきた方がいいでしょうし。
そのこととは別に、アニメとはまた別の
実写版の特徴として「発進せよ!」にしたかったのかもなあ、
とちょっと思います。
試写会で観てきた
「SPACE BATTLESHIPヤマト」の感想を書いております。
下から順番に読んで行っていただくのがよろしいかと思います。
あと、文章はあんまり校正しないでアップしてますので
後から直すかも知れませんが、思い出すままに書いてます。
なんか下のアナライザーの話書いてたら軽く興奮してしまって(笑)
いやはやしずめねば。

ーーーーーーーーーーーーーー
以下の文章には映画のネタばらしがありますので、読むかどうか自己責任でお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーー

キャッチフレーズのこと書きます。
公式サイトにも、アクセスするとうにゃうにゃ~と画像読み込んで最初に
「生きて還る」って出ますよね。
「さらば」のあのラスト、をやっぱり想起する訳ですけど
あれを否定する、と言いますか、
文字通り「生還」っていう意味だと、このキャッチフレーズを読んで
「さらば」のラストに対して、なんらかのスタンスを示しているのかなあ
などを考えてました。

で、映画を実際観て

あ、これ非常にラストそのものをしゃべることになるなあ。
あんまり好きじゃないので、ちょっとぼかしますが
ストーリーに触れずにやはり感想だけにしますが
(ゆうぞゆうぞです)
「さらば」を全肯定してくれてる感じがすごく嬉しかったです。

製作発表当時に木村拓哉さんがラジオで、最初のヤマトと「さらば」を合わせたような作品といった話をしたのは聞いていましたので、イスカンダルへ行く話をベースにガミラス本星での戦いの中で乗組員がどんどん死んで…といった話になるんだろうとは思ってました。
それは予告編観てもわかりましたし、斉藤もそのために出てくるんだろうというのもわかったんですが、じゃあラストはどうするのかっていうのは、問題になる訳です。

実際、映画のようになったというのは
いろんな理由があるんだろうと思いますが
穿ったところからまず書くと
ビジネスモデルの問題みたいなのも、もしかするとあるかも知れません。
今回の映画が当たったとしても
キムタク主演で、もう一本ヤマト、みたいなのって
なかなか成立するもんじゃないのだろうと思います。
そういう意味では、続編を匂わせたりするような作りじゃなくて
「これ一本!」っていう企画なんだろうと思います。
ヤマトのエッセンスを全てつぎ込むこと。
その意味で第一作のイスカンダルへ行く話を骨子にしつつ
「さらば」での、乗組員死にまくり展開だけじゃなくて
本質的な部分で「さらば」を入れているのが
やはり、ん~なんと言うか嬉しいですね率直に。
そういう意味でも、アニメのヤマトってなんだったのか、
っていうことへの答えになっていると思います。
順番的には、すぐ下の記事から続くものだと思って
読んでください。
ちなみに下でものすごい核心に触れてますので
読むのは自己責任でお願いしますよ。


なんだかんだ言っても
見終わってじ~~~~んとした気持ちがなんとなく翌日の今日も続いていて
まあファミリーマートでキャンペーンやってるから
っていうのもあると思いますが
公開までの一ヶ月間もこんな気持ちで楽しめそうなのが
自分でも嬉しいですね。
この映画によってヤマトへの愛が損なわれることはなかった、ということなんだと思います。
それが嬉しいです。

あ、でもなんか思い出しちゃったから書きますが
アナライザー!
ゆうぞ、ゆうぞのお時間です。

古代のお腰につけたきびだんご的に最初は登場するんですが、
あの声が聞こえてきた瞬間も嬉しかったなあ。
ウルトラマンガイアで言えばPALみたいな感じですかね。
あれがもっとコンパクトになったやつ。
ところがクライマックスでは
(ゆうぞゆうぞ)
アナライザーがエイリアン2のパワーローダーみたいになって
大活躍!
これもアリだと思いました。
ビーメラ星の時(アニメのパート1です)には森雪守って、ビシビシ光線あびたりしてましたし。
クライマックスで古代らを逃がすために盾になるんですが
「さらば」では、何人かの乗組員が盾になりますが
ロボットがこれをやるっていうのは、人ばっかり死んじゃう抵抗感を
多少やわらげる効果もあると思います。
考えてみたら「さらば」のアナライザーは佐渡先生と一緒に
被弾するだけで、最後の見せ場みたいなものがなかったですから
アナライザーっていうキャラの持つポテンシャルを
非常に生かしていたと思います。

ただ!!!!!!!!!!!!!!
あのいかにも、あれのマネしたみたいなあれはよくないですよ。
あれは恥ずかしいです。
コスモゼロの一部になって、頭だけにょきっと見えてる状態。
もうこれだけ書けば十分だと思いますが、
また今回のコスモゼロがまたなんでだか、あの戦闘機に
似てるんですよ。「X」型してて。
なんでそういうことしますかね。
アニメ通りやれとか、あれに似てたらいかんとかいう意味じゃないですよ。

別にコスモゼロから頭だすのはいいとしても、
もっとやりようがあると思います。
「さらば」の時のコスモタイガーの三座タイプみたいに
コスモゼロから銃座が出現してババババって敵を撃って
銃座の砲身がひっこんだら、それがアナライザーの顔だったら
ここでもう大拍手ですよ!
(改造された後のロボット刑事Kみたいな感じ)
そこで更にクライマックスで、アナライザーがあの形になって…
という展開だったら…とか色々想像するだに、「あれ」はないです。
アメリカに出した時に、向こうの人にすんなり受け入れてもらえる、
とかそういう発想なのかも知れませんけど。
あそこは見てて萎えました。

第一、最初のヤマトが1974年で
スターウォーズが1977年でしたか、
R2D2より、アナライザーの方が何年も早いのに
その歴史的価値をまったく覆しているようにも見えて。とほほです。
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