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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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「2001年宇宙の旅」の冒頭に、

類人猿が仲間を殺害する場面が登場し、

彼らが投げた骨が、時を越えるように21世紀の宇宙船にオーバーラップするシーンがあるが、

昨今、ネットの利用に長けて、例えば検索してものごとを調べるのには長けているが

人間性が欠けているような(例えば仲間を殺す類人猿のような)

人間のありようを「検索猿人」と呼んでみるのはどうか。


また、スマホが普及し、もはや人間そのものがネットの端末と化してしまったような状態を

「端末魔」と呼んでみたり。

もちろん「断末魔」をもじっているのだが、

「端末魔」が「断末魔」の叫びを上げて滅びていくようなことは

そうそう起きなさそうにも思えるが、

しかしかつてトマス=モアが「ユートピア」という書物の中で

資本主義の拡大によって、かえって人間が疎外されるようなことを

「羊が人間を喰らう」と表現したような事態が起きているのではないか、という意味でなら

「端末魔」と「断末魔」は、似ているものとして見えてはこないだろうか。

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