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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年を鑑賞。

もう泣けて泣けて仕方がなかった。

新しい友達との出会いと別れがこの映画のあらすじであるが
隠れたテーマとも言うべきものは、この日本という国の再確認だろう。

大阪では、なんば花月の割引券をくれる通りすがりのおばちゃんに
友蔵は「びっくりするぐらい親切じゃのう」と感心し、
上野では「日本は戦後の傷あとからここまで復興した」(台詞はアバウト)と慨嘆する。

「イタリアから来た少年」=アンドレアは
かつて訪れて大好きになった日本人に会いたくてホームステイに来る。

まるちゃんを写真に撮り「これが僕が初めて取った日本人の写真です」と
「日本人」を強調する。

もとより70年代を舞台にしたこの漫画が、
今再び映画化されることで
この国はかつてのように、日本人自身が愛し、そして愛される国柄であるかどうかを
問うているような気がする。

ちなみに本筋とは全然関係がないが
アンドレアが祖父から譲り受けた思い出の栓抜き(のん気やのんべえという店名が彫られている)が
まるちゃんの手に渡るのだが、
私はてっきりこの栓抜きをヒロシ(まる子の父親)が使ってしまうというオチを
予想していたのだが、特にそういう展開でなかったのがやや拍子抜けした点ではある。



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