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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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このブログを読んでいただいている方は
たぶん当サークルが出している本をお買い上げくださった方だと
思うのですが、
夏コミで出した
「宇宙戦艦ヤマト復活篇からヤマトを読む」っていう本に
私の西崎さんに対する気持ちはいろいろ書いてあります。
お買い上げくださった方もこの機会に読み直したりしていただけると
幸いです。
亡くなった直後なので、慎むべきこともあろうかと思うので
ここには書きませんが、来るべき時が来るだろうという予測の下に
遠回しに書いておいたこともあります。


今日はもう泣けて泣けて仕方がなく、
泣きすぎて疲れて一旦寝るぐらいに(笑)泣きました。
それが「さらば」を公開初日に観た直後の気持ちに
非常に近いということに気付きました。
あの日も映画館で泣きまくって、家に帰ってから寝ました。
虚脱感でいっぱいで。ぬけがらになったと言いますか、
心の整理がつかないので、寝ちゃうみたいな。
「となりのトトロ」で喧嘩した後のサツキとメイが寝るみたいなもんですかね。
実際、疲れてたのもあると思いますけど。
オールナイトニッポンのラジオドラマ聴きながら
徹夜明けで映画を観たわけですし。

西崎さんには本当にいろいろな思いをさせてもらって
楽しませてもらって、勉強させてもらいました。

周りには悪く言う人も多かったんですが
個人の行状と作品への評価といったようなことを、
頭の中で分けるっていう訓練も
この人がいたから出来るようになったんだと思います。
触法行為は当然裁かれて償うべきだけど、業績への評価はまた別。
こういうのをごちゃごちゃにしてただ悪く言う人を
横目で見ながら生きてきたんですが、
「罪を憎んで人を憎まず」っていうのとは、また少し違う気もするんですが
是々非々で物事を捉える訓練を個人的にできたのはこの人の存在のおかげだったのかなあと思います。
ヤマトという作品について、自分なりに真摯につきあって来たつもりですが
本当に良かったと思います。

自分の中で西崎義展は生きている。
ヤマトの魂は生きている。
そしてこれからも行き続ける。私もヤマトも。
「ヤマトイヤー」、東宝が名づけたものですけど
宣伝以上の意味が付与されました。
すごい年です。
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こういう日が来るんですね。
いつか来るんだとわかってはいても、いざ来ると…自分にとって大切なものが何だったのかを否が応でも実感します。
自分の肉親が死んだ時以来かな、こんなに泣けて泣けて仕方がないのは。
ヤマトに青春賭けましたから。
紛う方なく賭けました。
その象徴がこの人でしたから。

関係ないみたいに聞こえるでしょうが、毎朝ラジオ番組の「吉田照美ソコダイジナトコ」というのを聴いてまして、森田健作の「さらば涙といおう」が掛かり、たまたまでしかないんですがこれも思い入れのある歌なので、西崎さんを送る自分の気持ちそのもののようで。


さらば宇宙戦艦ヤマト
さらば涙といおう

さらば青春の艦よ
さらば少年の日よ(あ、これ999か)
知人からメールで報せが来てネットで確認しました。

敬礼。心から敬礼。
いきなり上から読み始める方も当然いらっしゃるでしょうから
何度も書きます。
試写会に行って観てきました
「SPACE BATTLESHIPヤマト」。
ネタバレを含む感想ですので、これ以降を読むかどうかは
自己責任でお願いします。


では「ヤマト発進せよ!」問題(笑)

最初の予告だか特報だかでは
山崎努が「ヤマト発進せよ!」と言っていたのが
何弾めかの予告で「ヤマト発進!」に変わってて
ネットなんかでも、意見があったでしょうから
そういう反応を見て変えたのかも知れませんし、
とにかく本編でも「ヤマト発進!」という台詞なのに
映像はそのまま「発進せよ!」の口パクになってました。
ちょっとぷふふ。

いや、「発進せよ!」問題は
オールナイトニッポンのラジオドラマの時に
(つまり映画がヒットした当時)
既にあったのは、言うまでもないと思うんですが
やはり当時もどっちがいいかっていうのはクラスの友達と
話をしたもんです。
「せよ!」だと、なんか他のところから命令してるみたい、
っていう意見とか、ありました。
個人的にはもちろんアニメの「ヤマト発進!」が
一番いいに決まってると思いながら「発進せよ!」も
これはこれで嫌いじゃないんですよね。
でもそれってラジオドラマだからアリみたいな、
本家じゃないから別バージョンもいんじゃね?的な。
納谷悟郎の声による「発進せよ!」も、実際かっこ良かったんですよね。

いろんな意味で、今回の映画「発進!」にして正解でしょう。
アフレコしなおしたんですかね。
ファミマのキャンペーン名が「ヤマト発進せよ!」なのは
台本に則ってるんでしょう、きっと。
どっちが先か知りませんけど、キャンペーン名が
そのまま映画に出てきた方がいいでしょうし。
そのこととは別に、アニメとはまた別の
実写版の特徴として「発進せよ!」にしたかったのかもなあ、
とちょっと思います。
試写会で観てきた
「SPACE BATTLESHIPヤマト」の感想を書いております。
下から順番に読んで行っていただくのがよろしいかと思います。
あと、文章はあんまり校正しないでアップしてますので
後から直すかも知れませんが、思い出すままに書いてます。
なんか下のアナライザーの話書いてたら軽く興奮してしまって(笑)
いやはやしずめねば。

ーーーーーーーーーーーーーー
以下の文章には映画のネタばらしがありますので、読むかどうか自己責任でお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーー

キャッチフレーズのこと書きます。
公式サイトにも、アクセスするとうにゃうにゃ~と画像読み込んで最初に
「生きて還る」って出ますよね。
「さらば」のあのラスト、をやっぱり想起する訳ですけど
あれを否定する、と言いますか、
文字通り「生還」っていう意味だと、このキャッチフレーズを読んで
「さらば」のラストに対して、なんらかのスタンスを示しているのかなあ
などを考えてました。

で、映画を実際観て

あ、これ非常にラストそのものをしゃべることになるなあ。
あんまり好きじゃないので、ちょっとぼかしますが
ストーリーに触れずにやはり感想だけにしますが
(ゆうぞゆうぞです)
「さらば」を全肯定してくれてる感じがすごく嬉しかったです。

製作発表当時に木村拓哉さんがラジオで、最初のヤマトと「さらば」を合わせたような作品といった話をしたのは聞いていましたので、イスカンダルへ行く話をベースにガミラス本星での戦いの中で乗組員がどんどん死んで…といった話になるんだろうとは思ってました。
それは予告編観てもわかりましたし、斉藤もそのために出てくるんだろうというのもわかったんですが、じゃあラストはどうするのかっていうのは、問題になる訳です。

実際、映画のようになったというのは
いろんな理由があるんだろうと思いますが
穿ったところからまず書くと
ビジネスモデルの問題みたいなのも、もしかするとあるかも知れません。
今回の映画が当たったとしても
キムタク主演で、もう一本ヤマト、みたいなのって
なかなか成立するもんじゃないのだろうと思います。
そういう意味では、続編を匂わせたりするような作りじゃなくて
「これ一本!」っていう企画なんだろうと思います。
ヤマトのエッセンスを全てつぎ込むこと。
その意味で第一作のイスカンダルへ行く話を骨子にしつつ
「さらば」での、乗組員死にまくり展開だけじゃなくて
本質的な部分で「さらば」を入れているのが
やはり、ん~なんと言うか嬉しいですね率直に。
そういう意味でも、アニメのヤマトってなんだったのか、
っていうことへの答えになっていると思います。
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