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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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星一徹はもちろんのこと、個人的にはウルトラマンに登場したメフィラス星人の声が好きでした。
地球を侵略するために、暴力を使わず、子供の心に語るというキャラクター造形は
後のウルトラセブンに引き継がれる、知的侵略宇宙人の原体験だったと思います。
一応、ウルトラマンとの格闘シーンはあるのですが、
戦いをやめてそのまま帰っちゃうんですね。
その時のセリフ「よそう…」は、加藤精三さんのあの低音だからこそ表現し得た
狡猾さが体現されていたと思います。

以後の作品でも、メフィラス星人を加藤精三さんがアテてるのは嬉しかったですね。
近年は他の方になってしまっていて残念でありました。

ご冥福をお祈りします。
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伊集院光 週末TSUTAYAへ行ってこれ借りよ(TBSラジオ毎週金曜日 たまむすび内コーナー)
で紹介された映画「喜びも悲しみも幾歳月」を観賞。
監督/木下恵介

●あらすじ
日本各地の灯台を灯台守りとして転勤しながら、子供を育て戦前、戦中、戦後を生きた夫婦の物語。

●佐田啓二
主演の佐田啓二は中江貴一のお父さん。カッケー。

●灯台守りというモチーフ

夫婦として長い年月を共にすごし、戦争の推移を見つめ続けるという人生のメタファーとして、船の安全を見守り、それを照らす灯りを絶やさないようにするという、灯台守りという仕事がモチーフとして選ばれていることも面白さ。
灯台守りに「転勤」があるというのは、この映画を観るまで知らなかったが、数十年のスパンを二時間半の映画の中で描く上で、各地を転々とする描写(日本地図を俯瞰するカメラが各ポインとを写す)が場面転換と時間経過の両方を兼ね、移動する苦労と年月の重さを感じさせる演出になっている。

●白髪
伊集院光の番組の中でこの映画を推薦した石井ふく子が、おすすめポイントとした一つが、妻役・高峰秀子が夫役・佐田啓二に対していう「白髪」という台詞。
実際には「こんな長いのが…」という言葉と共に、夫の白髪を抜いて見せるというシーン。
話し合いをしている最中に、白髪を見つけることで、二人の気持ちが一つになる。
共に長い歳月を生きて、更に今後も暮らしていくだろうという共通理解の象徴として登場する。夫婦が一気に打ち解ける様子に、言葉を越えた事実性の重さを感じる名シーン。
「私が独り身である原因」
伊集院ノガレの答え
「見つけなきゃいいものを 見つけるまで探しちゃう」

コメント「怒る人って受け止められないものを、発見するまで探しちゃう」
「そんなの気がつかなければ平和なのに、っていう」
「例えばうそついてるかも知んないって思って、嘘ついてた結果なんも幸せにならないのに
ずーっと、そこ辻褄合わないでしょって言って、最終的にすげー時間かけて嘘でしたってなったら
それ大喧嘩になっちゃう。そんなの見てたらもっと鈍感だったら上手くいくのに、ってちょっと思う」
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