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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」というラジオの文化放送の番組で
内田樹箸「呪いの時代」という本の一部、
太宰治についての記述をこう解説していました。

++++++++++++++++++++++++++++++
太宰治がなぜ時代を越えて若者に支持されているのか。
太宰が持っている言葉の切迫感。
読者に対して探ったりしないで、ただひたすら一生懸命に話している。
わかりやすく話そうとかうまく話そうとかすると話そのものが崩れて行く。
太宰のその必死さを読者は自分に対する私信、パーソナルなメッセージではないかと受け取る。太宰のその本気度が普遍性を持つ。
子供の読者に対しても大人の苦悩を対等に語る姿に、子供はこれは自分に向けられた敬意である、この大人は子供にすがっているのだと感じることが普遍性になっている。
++++++++++++++++++++++++++++++

なるほど。
まあ太宰治はとりあえず横においといて…
おたくとして思うのは、やはり子供の頃に観ていた
ウルトラとかヤマトとか、作り手の本気を子供として受け取っていたのだろうなあということです。
先日亡くなった石黒昇さんの存在然り。
石黒さんのインタビューを初めて読んだのは
OUTのヤマト特集号だったでしょうか。
作り手のお名前としてはまだ松本零士さんくらいしかちゃんと知らなかった頃に
石黒さんが画面作りに深く関わっていたのを知って
(オプチカル合成の話が印象深いです)
アニメの作られ方を学ぶきっかけになったような気がします。

そして明日から公開のウルトラマンサーガ。
一昨日もおか監督出演のユーストリームの番組を見ましたが
「仕事を越えた思い」というおか監督の言葉(これ聞いたのは二回目かな)に
作品への真摯な想いを感じました。

ヤマト2199が公開、そしてほぼ同じ年代のクリエーターによる
ウルトラマンサーガの公開が重なった今年。

おたく文化のど真ん中の年のような気がします。
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