特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています
大泉パラダイスのブログです。
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土曜の朝
BSは実は普段あまり見ないのだが
なんの気なしにつけていたらヤマトがやっていてしかも最終回なので
観てしまった。
もちろん既に何度観たか分からないものであるが、
やっている以上はその場を離れる訳にはいかない、といった代物なのである自分にとって。
濃い作品というのは見る度に発見がある、というか
既に知っていることでも発見した時のような感慨が自分の中に埋め込まれていて
それが呼び起こされるのだろう。
金田伊功や友永和秀の作画、
芦田豊雄の作画に白土武が手を入れてあったり、なかったり。
そんな辺り、実にスリリングだったり。
近年、この第一作宇宙戦艦ヤマトのリメイクが作られて、完結したが
かつてのような広い支持は得られぬまま終わったと総括せざるを得ない。
ヤマトを参考にしつつ「ヤマトをつぶせ!」の情念で作られたガンダムが
いまだに強く支持され、文化として定着した感のある昨今、
ヤマトは巻き返しを図ることはできなかった(まだこれから先の展開は分からないとは言え)。
しかし、かつてのヤマトが今なお独特の輝きを放ち続けていると思うのは、
その「一回性」にあるのだと思う。
ヴァルター・ベンヤミンが言った「アウラ」(今で言うオーラ)。
完全なオリジナルとして、その存在の一回性故に存在感を持ち続けるものであるという。
それをヤマトの第一作は間違いなく持っている。
ガンダムのように長く愛される作品の方がいいに決まっている、
誰もがそう言うだろう、わしもそう思うよ。
だが、なあ古代、ヤマトの命を生かすも殺すもお前次第なんだ。
お前はまだ生きている、生きているじゃないか。
命ある限り戦え。
そうだ、ヤマトはまだ生きている。
と、「さらば」の沖田艦長のセリフをまぜこんでみたが
ヤマトは正に、あのブームを巻きおこした、その「一回性」の中に
生命を宿し続ける存在なのではないだろうか。
そのことを知っている者たちがまだ生き続けている限り、
ヤマトも死ぬことはない。
ガンダム(でなくてもウルトラでもライダーでもなんでもいいのだが)とはまったく違う
独特の存在である続けることに、ヤマトの生きる道、「ヤマト道」とでも言えるものが
あるのではないだろうか。
BSは実は普段あまり見ないのだが
なんの気なしにつけていたらヤマトがやっていてしかも最終回なので
観てしまった。
もちろん既に何度観たか分からないものであるが、
やっている以上はその場を離れる訳にはいかない、といった代物なのである自分にとって。
濃い作品というのは見る度に発見がある、というか
既に知っていることでも発見した時のような感慨が自分の中に埋め込まれていて
それが呼び起こされるのだろう。
金田伊功や友永和秀の作画、
芦田豊雄の作画に白土武が手を入れてあったり、なかったり。
そんな辺り、実にスリリングだったり。
近年、この第一作宇宙戦艦ヤマトのリメイクが作られて、完結したが
かつてのような広い支持は得られぬまま終わったと総括せざるを得ない。
ヤマトを参考にしつつ「ヤマトをつぶせ!」の情念で作られたガンダムが
いまだに強く支持され、文化として定着した感のある昨今、
ヤマトは巻き返しを図ることはできなかった(まだこれから先の展開は分からないとは言え)。
しかし、かつてのヤマトが今なお独特の輝きを放ち続けていると思うのは、
その「一回性」にあるのだと思う。
ヴァルター・ベンヤミンが言った「アウラ」(今で言うオーラ)。
完全なオリジナルとして、その存在の一回性故に存在感を持ち続けるものであるという。
それをヤマトの第一作は間違いなく持っている。
ガンダムのように長く愛される作品の方がいいに決まっている、
誰もがそう言うだろう、わしもそう思うよ。
だが、なあ古代、ヤマトの命を生かすも殺すもお前次第なんだ。
お前はまだ生きている、生きているじゃないか。
命ある限り戦え。
そうだ、ヤマトはまだ生きている。
と、「さらば」の沖田艦長のセリフをまぜこんでみたが
ヤマトは正に、あのブームを巻きおこした、その「一回性」の中に
生命を宿し続ける存在なのではないだろうか。
そのことを知っている者たちがまだ生き続けている限り、
ヤマトも死ぬことはない。
ガンダム(でなくてもウルトラでもライダーでもなんでもいいのだが)とはまったく違う
独特の存在である続けることに、ヤマトの生きる道、「ヤマト道」とでも言えるものが
あるのではないだろうか。
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