特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています
大泉パラダイスのブログです。
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水木一郎と小倉智昭が同じ中学、同じ演劇部に在籍、
小倉「俺が主役であいつは端役(はやく)だった」
「音楽を始めるきっかけは俺、ギターを貸してやった」
といったトークが披露。
小倉「俺が主役であいつは端役(はやく)だった」
「音楽を始めるきっかけは俺、ギターを貸してやった」
といったトークが披露。
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安彦良和が
「永井豪さんが「ロボットを兵器にするのだけは考えつかなかった」と言って下さった」
といったような話をよくするが
しかし、子供ながらに「マジンガーZ」に〝戦乱の予兆〟みたいなものを
そこはかとなく感じていたのではないか。
ポイントは挿入歌「Zのテーマ」である。
もう一つは、後期OPと、劇場版「マジンガーZ対暗黒大将軍」にある。
「対暗黒大将軍」は、全世界が混乱の中にあり、主人公・兜甲児が死を覚悟して戦うというプロットに主な要因がある。
後期OPは、機械獣軍団による都市破壊と、パラシュート部隊の降下ショットに。
そして「マジンガーZ」というシリーズ全体の通奏低音として機能しているのが「Zのテーマ」である。
おそらく、これに異論のある人はほとんどいないだろう。
マジンガーZのかっこよさは、この歌のイメージに負うところが大きいはずだ。
「人の命は尽きるとも、不滅の力マジンガーZ」
「この世の果てが来ようとも、不滅の体マジンガーZ」
これは、それが人工物であるが故に、人間よりも長生きだ、と歌っているように一見みえるが、
歌詞の他の部分と読み合わせると、「人間の精神」を謳っていることがわかる。
「争い絶えないこの世の中に」
「黒い霧まく この世の中に」
敵キャラクター・ドクターヘルなどの固有名詞を使っていないことに
(作詞は小池一雄である)
「悪」の一般性を滲ませているところが、この歌全体の結構を構える上での強力な背筋の役割を果たしている。
意訳すれば「世の中がどうあろうとも」である。
そして次に人間の絶えざる営みが語られる。
「幸せ求めて悪を討つ」
「平和を求めて悪を討つ」
これの主体が「マジンガーZ」ではないのは、行間から明らかだろう、主語は「人間」である。
「人の頭脳を加えた時に」
「人の心を加えた時に」
ここで、マジンガーZが「人間精神の容れ物」であることがはっきりする。
人間の頭脳・心が主体であって、その手足となるマジンガーZを使って、そして以下だ
「お前こそ勇気、もたらす」
「お前こそ未来、もたらす」
この歌詞に読み込むべきなのは、「俺」だろう。
俺に勇気をくれる 俺に未来を切り開く勇気をもらえる。
この歌詞は、メロディーも相俟って、マイナーなトーンが全体を覆っている。
その背骨が「争いが絶えない」という「この世界」観である。
そして「それでも」「敢えて」、幸せを求めて悪を討とうとする決意の悲壮。
これが謳われていることが、聞く者が落涙を禁じ得ないまでの心の揺さぶりを惹起する。
さて、現実に目を向けよう。
イギリスの国民投票の結果の、株価の暴落は、世界の人々の失望の証だろう。
民主主義的な手続きに則った結果、人間自身が行った選択によって人間は不幸になり得ることを
ヒトラーが正当な選挙によって選ばれた人気者だったことによって
人類は記憶しているはずだ。
イギリスで過半数の人が行ったこの選択が、新たな不幸につながらないような叡智が今こそ試されているのではないだろうか。
「永井豪さんが「ロボットを兵器にするのだけは考えつかなかった」と言って下さった」
といったような話をよくするが
しかし、子供ながらに「マジンガーZ」に〝戦乱の予兆〟みたいなものを
そこはかとなく感じていたのではないか。
ポイントは挿入歌「Zのテーマ」である。
もう一つは、後期OPと、劇場版「マジンガーZ対暗黒大将軍」にある。
「対暗黒大将軍」は、全世界が混乱の中にあり、主人公・兜甲児が死を覚悟して戦うというプロットに主な要因がある。
後期OPは、機械獣軍団による都市破壊と、パラシュート部隊の降下ショットに。
そして「マジンガーZ」というシリーズ全体の通奏低音として機能しているのが「Zのテーマ」である。
おそらく、これに異論のある人はほとんどいないだろう。
マジンガーZのかっこよさは、この歌のイメージに負うところが大きいはずだ。
「人の命は尽きるとも、不滅の力マジンガーZ」
「この世の果てが来ようとも、不滅の体マジンガーZ」
これは、それが人工物であるが故に、人間よりも長生きだ、と歌っているように一見みえるが、
歌詞の他の部分と読み合わせると、「人間の精神」を謳っていることがわかる。
「争い絶えないこの世の中に」
「黒い霧まく この世の中に」
敵キャラクター・ドクターヘルなどの固有名詞を使っていないことに
(作詞は小池一雄である)
「悪」の一般性を滲ませているところが、この歌全体の結構を構える上での強力な背筋の役割を果たしている。
意訳すれば「世の中がどうあろうとも」である。
そして次に人間の絶えざる営みが語られる。
「幸せ求めて悪を討つ」
「平和を求めて悪を討つ」
これの主体が「マジンガーZ」ではないのは、行間から明らかだろう、主語は「人間」である。
「人の頭脳を加えた時に」
「人の心を加えた時に」
ここで、マジンガーZが「人間精神の容れ物」であることがはっきりする。
人間の頭脳・心が主体であって、その手足となるマジンガーZを使って、そして以下だ
「お前こそ勇気、もたらす」
「お前こそ未来、もたらす」
この歌詞に読み込むべきなのは、「俺」だろう。
俺に勇気をくれる 俺に未来を切り開く勇気をもらえる。
この歌詞は、メロディーも相俟って、マイナーなトーンが全体を覆っている。
その背骨が「争いが絶えない」という「この世界」観である。
そして「それでも」「敢えて」、幸せを求めて悪を討とうとする決意の悲壮。
これが謳われていることが、聞く者が落涙を禁じ得ないまでの心の揺さぶりを惹起する。
さて、現実に目を向けよう。
イギリスの国民投票の結果の、株価の暴落は、世界の人々の失望の証だろう。
民主主義的な手続きに則った結果、人間自身が行った選択によって人間は不幸になり得ることを
ヒトラーが正当な選挙によって選ばれた人気者だったことによって
人類は記憶しているはずだ。
イギリスで過半数の人が行ったこの選択が、新たな不幸につながらないような叡智が今こそ試されているのではないだろうか。
安彦良和が登壇する舞台挨拶を
池袋と新宿で見てきた。
作品もすばらしく、「ガンダムにこの身を捧げる」(だったかな)という
開き直った覚悟に拍手。
池袋と新宿で見てきた。
作品もすばらしく、「ガンダムにこの身を捧げる」(だったかな)という
開き直った覚悟に拍手。
旧東映動画の社屋で、東映アニメーションギャラリーがあった場所は、
かつてCMの撮影を行うためのスタジオで
アニメ以外の副業をやる場所だったそうである。
王貞治のナボナのCM(「ナボナはお菓子のホームラン王です」)がここで撮られたそうな。
ヤマトの撮影の話も出た。
発進するシーンでは、撮影への引きの指示が5ミリだったところ、
あんな大きなものが動くのだから、と撮影班の判断でさらにゆっくりの0.5ミリにしたそうな。
かつてCMの撮影を行うためのスタジオで
アニメ以外の副業をやる場所だったそうである。
王貞治のナボナのCM(「ナボナはお菓子のホームラン王です」)がここで撮られたそうな。
ヤマトの撮影の話も出た。
発進するシーンでは、撮影への引きの指示が5ミリだったところ、
あんな大きなものが動くのだから、と撮影班の判断でさらにゆっくりの0.5ミリにしたそうな。
五ヱ門を「色きちがい」と呼ぶ不二子やルパンの台詞がカットされていた。
音声の削除だが、単語冒頭の「い」だけ微妙の残してあるのは
多少は連想できるようにという配慮…なのだろうか
音声の削除だが、単語冒頭の「い」だけ微妙の残してあるのは
多少は連想できるようにという配慮…なのだろうか