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特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
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『G作品準備稿』と題された、準備稿製本直前のバージョンから気がついた点を。

●映画には登場しない『岩田厚労大臣』が登場
 また「安西」の名前は『安西内閣副総理大臣』として登場。映画では『安西政務担当総理秘書官』

●消防隊員「とにかく進路方向の住民を左右に逃がせ!」「学校も公園も危ない! 密集させるな」
 本編にはないセリフ。同根の完成台本にもなし。
 危険認識がより具体的で的確に判断されている。
 我々の日常でも大事な判断。エスカレーターの出口などで注意されたし。

●『シャドウ・エバキュエーション』の単語は、郡山危機管理監のセリフに登場。
 映画では都庁職員による庁内アナウンスの中で登場。

●赤坂「東京は意外と狭いし脆いものです」
 映画では関口文科大臣のセリフで、やや文言が違う。

●首相秘書官「効率が悪いが、それが法治国家だ」
 完成作品では「法治国家」ではなく「文書主義だ。民主主義の根幹だよ」

●映画で最初に尾頭さんが呼ばれるシーン、準備稿では安田と間(はざま)も一緒

●羽田空港を移動する巨大不明生物、ト書きに『巨大なオタマジャクシの様なシルエット』

●関口文部科学大臣「今は、巨大不明生物としか」
 この呼称の言いだしっぺは関口。繰り返す、この呼称の言いだしっぺは関口。

●東「テレビ! テレビを民放に切り替えて!」
 映画では「テレビつけて!」 どうやらNHKかテレ東(まさかのMX)がついていた模様。

●柳原大臣にメモが再度渡されたのは、最初のメモを省略して読んだから

●映画では『記者会』となっているが、実名のまま『記者クラブ』

●河野総務大臣「想定外の事案だ、仕方ないだろ」
 完成フィルムでは「想定外」はすべて金井大臣のセリフに

●ト書きに『はぐれた親を捜し泣き叫ぶ兄妹』が登場
 被災描写はより壮絶だった

●野党党首「まさに無能内閣だ!」
 映画には出て来ない野党が、総理を糾弾するシーンがある

●「射撃の有無を問う」
 「可否」という言い回しは、これの後に思い付かれた模様

●「報告と形状が違うぞ」
 「ぞ」は映画のセリフにはない

●「彼(か)の能力が不明です」
 「です」と敬語。

●尾頭「進化と引き換えに死を受け入れた生物である以上、生命維持システムに問題があるはず。それを探りましょう」
 映画では袖原「とは言え奴は生物だ。必ず倒せる」、間の「死をも超越している可能性がある」の二つのセリフに振り分けたと思われる尾頭さんのセリフ。進化と生命についての、より深い見地に基づいていることが解る。

●尾頭さんがカップ麺を食べるシーンがある

●刑事局長「身柄の拘束は?」 
 牧元教授についてのセリフ。映画では「レッドノーティスですか」に変わっている。

●カヨコ「ユニクロはどこ」
 プロットにつづき準備稿でも『ユニクロ』
 ZARAになるのは完成台本で。おそらく女性スタッフが「ユニクロ、しょぼっ! 監督、ZARAにしましょう、ZARA!」とか言ったのではなかろうか。





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TBSラジオ「荻上チキ Session 22」

隠れキリシタンの特集、それを描いた映画「沈黙」に出演の塚本晋也が番組に出演。

軽く塚本の履歴に触れる中で、

チキ「ゴジラを分析したり」

塚本「分析しましたっ」
1977年に放送開始した「快傑ズバット」

今年、40周年。

2月2日にすごい発表があるのではないかと

あってほしいのではないかと

あってしかるべきではないかと

なかったらなかったで仕方ないかと。

2016年末にようやく発売された「ジ・アート・オブシンゴジラ」

掲載されているプロット中、映画本編との違いなど、気付いた箇所をメモしておこうと思います。


ちなみに、我々が普段口にする「メモ」は「メモランダム」の略なので

「総理レク(チャー)」風に「メモ(ランダム)」としてみました。



・映画本編では呑川から上陸、したゴジラ
 プロットでは勝鬨橋(かちどきばし)から隅田川を遡上、
 東京スカイツリーに向かう。
 ゴジラは電波に反応するという設定で、テレビ塔としての役割を終えた東京タワーではなく 
 スカイツリーを目指す、という展開。
 (これは推測だがスカイツリーは映画などで破壊される描写に許可を出さないらしく
 断念されたのでは)

・政界に影響力を持つ人物として『鎌倉の老人』が登場。
 (スケバン刑事では森塚敏がやったが、ゴジラなら宝田明ではどうか)

・東大が登場
 (様々な組織の多くが実名で登場するこの映画にあって、大学名は城北や城南など架空の
 名称が使われていたが、プロットでは東大)

・主人公が総理代行に就任

・東京から大阪に遷都
 (ゴジラVSメガギラスだったかでもあった)

・皇室に言及 天皇・皇后は九州に避難
 総理代行に関し、天皇陛下による親任式は略式
 (本編では皇室に関して全く触れられていないがプロットではセリフの中で言及)

・アドラー

・時速10キロというゴジラの移動速度、「ママチャリ」にたとえられている

・「膣像」という記述があるが、たぶん「立像」の打ち間違い

・「巨大生物第1号(仮称)」という名称

・ゴジラ、外宇宙からの来訪生物という可能性に言及


・「特殊巨大生物(巨獣)」という呼称

・「ユニクロはどこ?」
 (カヨコの本編でのセリフ「ZARAはどこ?」はプロットではなんとユニクロ。
 たぶん庵野秀明の中からは『ZARA』は出てこないのだろう)

・「ゴジラ」という呼称は公式発表される
 (本編では非公式での発表)

・総理は囲碁をして気持ちを落ち着ける

・「ポピュリズムは国を滅ぼす一因」というト書き
 (おそらく庵野が映画で描きたいと思っていたテーマの一つでは)

・小母さんを「普段は給料ドロボーだと思っていた」という秘書
 
・鶴見・川崎決戦(多摩川決戦か?)
 タバ作戦という名前が考案される前

・「御殿場から移動中の10式機甲部隊が東名川崎にいます。至急、用賀で展開」というセリフ
 (本編では10式戦車が多摩川に集まってくる描写はなかった)

・米軍の攻撃は、日本から依頼

・超高熱放射性粒子帯(以下熱焔)
 (本編では『熱焔(ねつえん)』としか呼ばれないが、長い正式名称が)

・焦土と化した惨状を可能な限り描写のト書き
 (本編では、かなり断念されている描写)



 

ようやく発売された「ジ・アード・オブ・シン・ゴジラ」

30日に到着、

31日の紅白歌合戦のシン・ゴジラ渋谷迎撃作戦(とかそんなやつ)を見ながら開封。

ゴジラ納めというかゴジラ開きというか

絶妙のタイミングで2016年のしめくくり。
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