忍者ブログ
特撮・アニメの作品レビューの同人誌を発行しています 大泉パラダイスのブログです。
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
opara
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
[905] [904] [903] [902] [901] [900] [899] [898] [897] [896] [895]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

クイズ番組「Qさま」で(2月22日放送)

「足が出る」の意味を、二択から答える問題

「赤字になる」or「黒字になる」

正解は「赤字になる」であるが、

回答者のタレント・ロザン宇治原は

「黒字になる」を選択。


理由は

「お釣りが出たという意味だと思っていた」

これまで間違って使っていた(「聞いていた」との弁)らしい。

(これが台本に沿ったものなのか、事実なのかはどちらの可能性もあるのでひとまず措く)


私は覚え間違っていたわけではないが、しかし

「足が出る」という言い回し自体が「余り」「余剰」というニュアンスを伝えるため

「予算があまった=お釣りが出る」という意味に感じるのも分かる。



正しくは「余り」「余剰」と言うよりは「過剰」「超過」という意味であって

「予算を越えた」という意味で「赤字になった」なのである。


この種の比喩表現が「逆に受け取られる可能性」を、おそらく日本語は多分に含んでいると思われる。


「気がおけない」などもその例であろう。

「心を許せる」という意味であるが

否定形の言い回しであるためか「信頼がおけない」という間違った意味で使われるケースもある。

映像界隈で使われる言葉で

「見切れる」というのがあるが、これも逆に使われているケースをよく目にする。

そもそもが(たぶん)業界用語であるという出自もあって、曖昧に一般に広がった可能性が高いし

これもまた、その言葉自体が誤解を生みやすいものなのだが、

正しくは「画面に入っている」という意味である。

これが、文言が持つニュアンスから「画面に(被写体が)切れて映っている」「一部分が入っている」

という意味で使われいるケースが多い。

明らかに間違いなのだが、そっちの方が流通しやすい状況であれば

間違いかどうかは問われなくなっていくだろう。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
忍者ブログ [PR]