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大泉パラダイスのブログです。
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サブタイトルの軽い印象に反して結構重いものを含む内容。仲間が敵に操られて望まない戦いを強いられる、というお話はダブルライダーの昔から定番ネタですが、本人の意に反して戦っているだけなので、向かう方向は「目を覚ませー!」になり、目を覚ました後は「良かった良かった一時はどうなる事かと」で終わるのが普通で自責の念に駆られたりする部分の描写に力を入れる事はそんなにないと思うんですが、シンケンジャーはそこにポイントを置くところに特長があると言えましょうか。流ノ介のいつものボケに行くのかと思いきや、本気で自分を責めている様子なのは、その後で丈瑠が更に自責の念を吐露する前振りでもある訳です。アヤカシが掛けた術を解く為にモヂカラを流ノ介に注入することは流ノ介を死に至らしめる可能性があった、というストーリーのキモになる部分を戦闘場面ではなく、戦闘が終了した後に持って来ているのが脚本構成上のミソになっています。「良かった良かった」で終わるのではなく、実は命を奪う可能性もあったが助かった、と種明かしをする構成にする事で、殿の命を奪いかねなかった流ノ介、流ノ介の命を奪う可能性も想定していた丈瑠、互いの心中を吐露し、深まる信頼関係といった話の落としどころが明快になり、観る者の胸を打つのだと思います。泣かされてしまいました。
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