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ジュウオウジャーのプレミア発表会で流れた予告のなか、
一番、印象に残ったのは、主人公によるせりふ(たぶん決めゼリフ)
「人間だって動物だ!」。
動物戦隊ジュウオウジャーは
レッドのみが人間で、他の四人は動物(の特性をそなえた異世界の存在かなにか)。
そこで、このセリフ。
「人間だって動物だ」は、人間と動物の、垣根を越えた連隊や友愛などを謳う言葉なのであろう、
と、プレミア発表会の予告を見た時にそう感じて、軽く感動したのだが
後でよく考えてみると、
「人間=動物」とすることに、別の意味を読むこともできる。
ロシア出身の哲学者アレクサンドル・コジェーヴが「ヘーゲル読解入門」の中で
近代を経て歴史の終焉、ポストモダン(この本の日本語訳ではポスト歴史とされている)の典型を
日本に見ていた。
日本では東浩紀が「動物化するポストモダン」この議論を受けて
オタク文化を軸に、ポストモダンにおける人間像を描写していた。
近代的な人間像を経た後の人間は“動物化”する、という議論である。
まさかジュウオウジャーの中でポストモダンの議論を受けた形のものが展開されるとは思わないが、
ちょっとそんなことを念頭に置いて、この後の一年を楽しみにしてみたいと思う。
一番、印象に残ったのは、主人公によるせりふ(たぶん決めゼリフ)
「人間だって動物だ!」。
動物戦隊ジュウオウジャーは
レッドのみが人間で、他の四人は動物(の特性をそなえた異世界の存在かなにか)。
そこで、このセリフ。
「人間だって動物だ」は、人間と動物の、垣根を越えた連隊や友愛などを謳う言葉なのであろう、
と、プレミア発表会の予告を見た時にそう感じて、軽く感動したのだが
後でよく考えてみると、
「人間=動物」とすることに、別の意味を読むこともできる。
ロシア出身の哲学者アレクサンドル・コジェーヴが「ヘーゲル読解入門」の中で
近代を経て歴史の終焉、ポストモダン(この本の日本語訳ではポスト歴史とされている)の典型を
日本に見ていた。
日本では東浩紀が「動物化するポストモダン」この議論を受けて
オタク文化を軸に、ポストモダンにおける人間像を描写していた。
近代的な人間像を経た後の人間は“動物化”する、という議論である。
まさかジュウオウジャーの中でポストモダンの議論を受けた形のものが展開されるとは思わないが、
ちょっとそんなことを念頭に置いて、この後の一年を楽しみにしてみたいと思う。
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